アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2008年7月15日

親子の間でもお金の貸し借りは、、、

最近下記のようなご相談を受けた。
日本人のご夫婦で、妻の母親から頭金を借りて十数年年前に住宅を購入した。
昨今のアメリカの住宅市場の混乱もあって、母親は最近心配になり、
住宅ローンの返済状況を見せて欲しいと要求。最新の明細書を見て、
残高が最初に借りた金額より増えているにびっくりし、これではもう信用
ならないと、住宅の名義に自分の名前を入れるか、売却して貸したお金を
返済して欲しいと言い出した。娘夫婦としては、今は家を売るのが難しい上に、
売れたとしてもかなり安くしか売れないので、なんとかほかの方法で解決
したいということで、私のところへ相談にみえた。

家の名義に母親を加えれば、贈与になってしまい、IRSに申告しなければ
ならず、日本で贈与税が発生する可能性もある。また家の名義に母親を
入れることは、将来売る時に面倒になるばかりか、エステートプラン上も
お勧めはできない。そこで、家に第二抵当をつけ、家を売却したときに
母親から借りた頭金に利息をつけて返済できるようにすることをお勧めした。

しかしこの件、実は夫の方が今から2年前の不動産価格がピークの時に、
住宅ローンの借り換えをして、その際にかなりの大金をキャシュアウト
していたようだ。これは、私がタイトルの記録を調べて判明したのだが、
妻と妻の母親には内緒だったらしい。

身内でもこういうことがあるから、お金の問題ははっきりしておくべきだ。
ご両親が子供夫婦の家の購入を助けるのであれば、お金をまるっきりあげてしまう
場合で、いっさい口を出さないということならいいが、貸すのであれば、いくら
実の親子でも、口約束ではなくて、ちゃんとした書面を取り交わして、登記して
おくほうが、後々の揉め事を避けられるし、万が一、夫婦が離婚したような場合
にもちゃんと清算ができる。

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