アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2007年12月2日

アパート管理会社の選択

アパート管理の悩みを抱えるオーナーから相談を受けた。
雇っていた管理会社の仕事がずさんで、契約に反して許可なく
高額の修理をする、契約に反して低所得者への州の賃料援助を
受けているテナントを入れる、収支が赤字だったと言っては
追加資金を請求するが賃貸収入や経費の明細レポートは出さない、
芝生は伸び放題、公共部分は汚れ放題で、近所からの苦情が殺到
し、ついにこの管理会社を解雇したが、その後も2ヶ月間に渡り
テナントからのレントを不法に集金したというから、刑事罰に
も値すると思う。しかし、賃貸不動産管理にまつわる同様の
問題は数多い。信頼できる管理会社を見つけることは、賃貸
不動産のオーナーにとって大きな悩みである。不動産は良い
投資だとは言っても、誰も自分で管理はやりたくない。休日や
夜間にトイレが詰まったという電話を受けたくはない。この事例
のオーナーの場合、結局このアパートを売却したいそうだ。今、
アメリカの不動産市場は停滞しているが、アパートなど商業
不動産の市場は好調である。おそらく、希望の価格で売却できる
と思う。ただ、この人の場合、売却するとキャピタルゲイン税
だけで25万ドル近く課税されるので、この税金をどう節約するか
について、トラストを利用する方法、TICという投資に買い換える
方法など、いくつかの選択肢を説明した。この管理会社から受けた
損害については、裁判に訴えるかどうか検討中だが、このような
詐欺まがいの管理会社がこのままビジネスを続けることがないよう
に、被害を受けたオーナーには泣き寝入りをせずに、何らかの
アクションを起こして欲しいと切に思う。

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