住宅ローンは早く返済したほうが本当に得なのか?
自分の家のローンを早く完済してしまって「借金なし」になることは、
ファイナンシャルプランニングの立場から見た場合、良いことなので
しょうか?多くの人は、早くローンを完済した方が、その分銀行に払う
利子を節約できるので得だからとか、住宅ローンの返済がなくなれば
生活も楽になるし、その分貯蓄もできる、一家の大黒柱に万が一のこと
があっても家族には少なくても家があるので安心だ、というような
考え方から、少しでも早くローンを返済しようと、30年ローンを
15年ローンにしたり、元本を毎月少しづつ余分に返済したり、
あるいは月に1回の返済を隔週にすることで、数年早く完済しようとしたりします。
しかしながら、家がいくら「フリー&クリア」でも、緊急でお金が
必要になった時に、家からATMマシーンのように現金をすぐ引き出す
ことはできません。緊急で家を担保にローンをしようとしても、その時
には高齢で収入もなく、銀行は融資してくれないかもしれないのです。
これでは、いくら含み益があろうが、全く使えない資産です。
また家の価値は市場の状況で上下するので、昨今のような不動産市場の
落ち込みがあると、2年前には90万ドルだった家が、今は60万ドル
に下がるということがあり、これは、S&P500などのインデックスに
投資しておくよりも、リスクの大きな投資になりかねません。
それならばいっそ、家を担保に、自分の返済能力の範囲でぎりぎり
一杯のローンをし、それを家から切り離して、安全な方法で運用したらどうでしょうか?
昨年からアメリカの住宅価格が下降し続けていますが、住宅の含み益
を担保に借りたお金を消費に回していた人達が、住宅価格の下降に
よりそれができなくなった事が一時大きな話題となっていました。
このように、家の含み益を消費に回すのはよくありません。しかし、
家の含み益は、住宅価格が落ち込めばいっぺんに価値が下がってしまう
か、場合によっては全く消滅してしまう可能性さえあるものであり、
家の含み益がいくらあっても、万が一の時にすぐ現金化して使うことも
できなければ、その含み益によって利息を生むこともできないものです。
すなわち、家の含み益というものは、全くリターンは生まない資産
といえますので、家の含み益としておいておくよりも、もっと良い
方法で運用したらどうでしょうか? (つづく)
ファイナンシャルプランニングの立場から見た場合、良いことなので
しょうか?多くの人は、早くローンを完済した方が、その分銀行に払う
利子を節約できるので得だからとか、住宅ローンの返済がなくなれば
生活も楽になるし、その分貯蓄もできる、一家の大黒柱に万が一のこと
があっても家族には少なくても家があるので安心だ、というような
考え方から、少しでも早くローンを返済しようと、30年ローンを
15年ローンにしたり、元本を毎月少しづつ余分に返済したり、
あるいは月に1回の返済を隔週にすることで、数年早く完済しようとしたりします。
しかしながら、家がいくら「フリー&クリア」でも、緊急でお金が
必要になった時に、家からATMマシーンのように現金をすぐ引き出す
ことはできません。緊急で家を担保にローンをしようとしても、その時
には高齢で収入もなく、銀行は融資してくれないかもしれないのです。
これでは、いくら含み益があろうが、全く使えない資産です。
また家の価値は市場の状況で上下するので、昨今のような不動産市場の
落ち込みがあると、2年前には90万ドルだった家が、今は60万ドル
に下がるということがあり、これは、S&P500などのインデックスに
投資しておくよりも、リスクの大きな投資になりかねません。
それならばいっそ、家を担保に、自分の返済能力の範囲でぎりぎり
一杯のローンをし、それを家から切り離して、安全な方法で運用したらどうでしょうか?
昨年からアメリカの住宅価格が下降し続けていますが、住宅の含み益
を担保に借りたお金を消費に回していた人達が、住宅価格の下降に
よりそれができなくなった事が一時大きな話題となっていました。
このように、家の含み益を消費に回すのはよくありません。しかし、
家の含み益は、住宅価格が落ち込めばいっぺんに価値が下がってしまう
か、場合によっては全く消滅してしまう可能性さえあるものであり、
家の含み益がいくらあっても、万が一の時にすぐ現金化して使うことも
できなければ、その含み益によって利息を生むこともできないものです。
すなわち、家の含み益というものは、全くリターンは生まない資産
といえますので、家の含み益としておいておくよりも、もっと良い
方法で運用したらどうでしょうか? (つづく)

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