アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2008年5月26日

買いたい人にとってまさに選り取りみどりの不動産市場の現状

メモリアルディの3連休で、どの業界も大売出しをしている。
個人消費の落ち込む中、そろそろ戻し減税を受け取った人も
多いので、そのお金を何とか消費に使ってもらおうと、どの
業界も躍起になっている。

不振の不動産業界でも同様で、この3日間には、オープンハウス
の看板が数え切れないくらい出ていた。私自身も、売りを仲介
している住宅があり、オープンハウスをやる方の立場でもあったが、
他の物件の視察もして回った。それにしても、売る側にとって、
状況は厳しいの一言につきる。

家を買おうとしている人にとっては、選り取りみどりの状況で、
かなりの値引き交渉や条件の交渉ができると思うが、売る側に
とっては、これだけの数の売り物件が出ていては、よほど他と
差をつけられる特別な物件でない限り、売るのは難しいと思う。

新築物件でさえかなり売れ残っている。特に新築のシニア用
コンドの売れ残りが目立つ気がする。シニア用住宅は、住人の
うち1人が55歳以上でなければならない。ベビーブーマーの
リタイアメントの波を見越して、シニア用コンドがたくさん
建てられたものの、建築会社が予想したようには売れていない。

今の市場の状況でも売らなければならない人、特に中古住宅を
売りに出している人が買い手に選んでもらうためには、価格を
落とすとか家のコンディションを整えるなど、一般的な売りの
条件を満たすのみならず、オーナーキャリー(セラーがバイヤー
にローンすること)やリース&オプションで、頭金が少ししか
なくて銀行で住宅ローンを借りれない買い手にアピールするなど、
かなりクリエィティブにならなければならないだろう。

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