アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2008年5月15日

税金は先に払ったほうが得か、後で払ったほうが得か?

IRAや401(k)など、税引前のお金で積み立てる貯蓄は、引退後に
引き出す時になって、所得税を支払わなければなりません。
これに対して、Roth IRA、Roth 401(k)は、税引後のお金で
積み立てるので、将来引き出す時には無税です。

どちらを選ぶかの決め方として、引退後の税率は現役で
稼いでいる時の税率よりも下がるはずだと思う人は、税金は
後で払うようにし、引退後の税率の方が上がるはずだと思う
人は先に払った方がいい、というように、ファイナンシャル
プランナーのアドバイスを受ける場合が多いかと思います。

しかし、ほとんどの人にとって、税金は絶対に先に払って
しまったほうがいいというのが私の意見です。アメリカの
将来の税率が、今より下がる可能性はゼロだと思いますし、
たとえ万にひとつの可能性で、高齢になってからの税率が下
がろうとも、払うべき税金は、若くて収入があるうちに払って
しまいておいて、貯めたお金は将来税金の心配なしに自由
に使える方が絶対にいいと思いませんか?

ということは、Roth IRAやRoth 401(k)を利用できる人は、
なるべく利用したほうがいいと思います。もちろん企業の
年金プランで、雇用主からのマッチングなどをもらえる人は、
マッチングの最高額をもらうようにしたほうがいいですが、
それ以上の分は、Rothを利用できる場合はRothに、所得が
高いなどの理由で利用できない方、またはRothに入れても
さらに余裕がある方は、貯蓄性の高い終身保険で貯めれば
どうでしょうか。

特に、インデックス式のユニバーサル保険を、死亡保険金
をなるべく低く抑えて貯蓄性を高めるようにデザインすれば、
ある意味で引退資金のため方としては、ベストかもしれません。

生命保険で運用する場合、税法の規定による死亡保険金と
掛け金の割合などの条件を満たしている限り、将来必要な時に
取り出すお金はほとんど無税にできますし、金利に毎年所得税が
かかることもありません。しかもインデックス式の生命保険は、
最低のリターン保証がありますから、投資信託や株のように市場
の下落によって価値が下がることもありません。(ただしリターン
の上限=キャップもありますが)また保険会社は、選択さえ間違わ
なければ、銀行より安全と言っても過言ではないと思います。

生命保険は、ある意味で、最も優れた貯蓄方法だと思います。
民主党の大統領になっても、生命保険が持つ税金の特典が減免
されないことを祈ります。

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