健康保険がない高齢者の悲惨
アメリカには日本のような公的な健康保険がない。国民は皆
民間の保険会社から健康保険を買う。勤務先で健康保険を
提供してくれている場合は保険料の一部を給料から天引き
で支払うのが一般的である。
さて、65歳になるとやっとメディケアという公的健康保険
に加入できる資格が得られる。アメリカの公的年金を受給
する資格のある人は、メディケアの保険料のうち、入院など
の医療費の分は無料だが、普通の医者にかかる分の保険料は
年金から差し引かれる。また、メディケアには処方箋薬は
含まれていないので、その分は自分で保険を購入しなければ
ならない。
本日相談に来た日本人男性は77歳で、アメリカに来てから
ずっとアパート経営で生活を支えて来たということで、所得税
の納税はしているが、年金を受け取るための10クレジットという
資格に足らないため年金は受給できず、メディケアに加入する
には、1ヶ月夫婦で$1200ドル(1ドル100円として12万円)
の保険料を支払わなければならないとのことである。
奥さんは身体に障害があるが、ご夫婦にはアパートと多少の貯金が
あるため、低所得者用のメディカルという保険の受給資格は得られ
ない。しかしアパートの賃貸収入だけでは保険料を支払うことは
できず、貯金をとりくずすことになるので、加入するかどうか
決めかねているうちに、奥さんが救急病院へ運ばれて6日間入院
することになってしまい、手術も治療もなく連日検査をしただけ
で6万ドル(600万円)以上の入院費を請求されたとのことである。
この国の医療費は殺人的に高いうえに、保険制度が整っていない。
しかも医療費は、庶民の所得の上昇率をはるかに超えるスピード
で毎年上昇を続けている。世界一の先進国アメリカとして、今後
是非、健康保険の問題を国で解決して欲しいと願うばかりだ。
民間の保険会社から健康保険を買う。勤務先で健康保険を
提供してくれている場合は保険料の一部を給料から天引き
で支払うのが一般的である。
さて、65歳になるとやっとメディケアという公的健康保険
に加入できる資格が得られる。アメリカの公的年金を受給
する資格のある人は、メディケアの保険料のうち、入院など
の医療費の分は無料だが、普通の医者にかかる分の保険料は
年金から差し引かれる。また、メディケアには処方箋薬は
含まれていないので、その分は自分で保険を購入しなければ
ならない。
本日相談に来た日本人男性は77歳で、アメリカに来てから
ずっとアパート経営で生活を支えて来たということで、所得税
の納税はしているが、年金を受け取るための10クレジットという
資格に足らないため年金は受給できず、メディケアに加入する
には、1ヶ月夫婦で$1200ドル(1ドル100円として12万円)
の保険料を支払わなければならないとのことである。
奥さんは身体に障害があるが、ご夫婦にはアパートと多少の貯金が
あるため、低所得者用のメディカルという保険の受給資格は得られ
ない。しかしアパートの賃貸収入だけでは保険料を支払うことは
できず、貯金をとりくずすことになるので、加入するかどうか
決めかねているうちに、奥さんが救急病院へ運ばれて6日間入院
することになってしまい、手術も治療もなく連日検査をしただけ
で6万ドル(600万円)以上の入院費を請求されたとのことである。
この国の医療費は殺人的に高いうえに、保険制度が整っていない。
しかも医療費は、庶民の所得の上昇率をはるかに超えるスピード
で毎年上昇を続けている。世界一の先進国アメリカとして、今後
是非、健康保険の問題を国で解決して欲しいと願うばかりだ。
ラベル: 医療保険、健康保険、医療費

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