アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2008年1月24日

アメリカ経済にリセッションは来るのか?

リセッションが来るのかどうかということが経済界の大きな心配となって
おり、リセッション対インフレの調節で中央銀行も政府も頭を痛めて
いるようだ。不動産セクターはとっくにリセッション入りしているのだが、
国内の経済成長は堅調なので大丈夫というのが大方の意見だった去年から
一転して、年が明けてからは厳しい見方が多い。

アメリカは過去55年間で9回のリセッションを経験している。その9回の
リセッションに陥る直前12ヶ月間のS&P500のパフォーマンスの平均は
4.4%のロスであった。

1950年から去年までで、新年の最初の13日間の取引でS&P500の成績が
最低だったのは、1982年の年明けの5.9%下落であった。今年、2008
年はこの記録を塗り替え、1月18日までの13日間に、9.8%下落した。

2007年の消費者物価指数は4.1%の上昇であった。1983年から2007年
の25年間で、物価上昇が4.1%を超えた年は4回だけだった。(1987
年から1990年)

過去のリセッションの時は必ず、リセッションに陥る直前に失業保険
の申請数が急上昇している。去年までは、この兆候はなかったので、
リセッションは来ないという業界予想だったが、今年になって雇用
のほうも危なくなってきた。

大統領選挙の争点も、去年までイラク、イラクと言っていたのが、
今は経済一色になっている。さて、大統領選挙、北京オリンピックの
ある今年、始まったばかりなのに師走のように気ぜわしい。

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