アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2007年12月7日

テナント問題

顧客の一人でアパートをたくさん所有している人がいる。その人が
最近、一軒のアパートにテントをかけて白蟻駆除をした際、その
アパートの20戸のうち3戸に泥棒が入り、テナントの電気製品
などが盗まれたという。白蟻駆除のテントをしていると、留守だ
ということを宣伝しているようなものなので、泥棒に狙われる。
しかし、テント内には有毒ガスが充満しているのだから、泥棒
に入るほうも命がけである。泥棒が入った損害に対して、白蟻
駆除会社にもアパートのオーナーにも、過失がない限りは責任
はないはずだと思うが、テナントがオーナーを訴えるのは日常
茶飯事のこの国で、こういう事故が起これば、訴訟の種となる
ことは間違いがない。悪いことに、物が盗まれたと主張している
テナントは、以前にもオーナーのせいで怪我をしたと主張して
保険金を受け取ったことがあり、何かにつけて問題を起こしやすい
テナントだった。このアパートのオーナーである私の顧客は、
正直・実直を絵に描いたような人で、曲がった事はできない人である。
日頃から真摯にテナントの苦情に答えようと努力する人だが、
残念なことにそのような正しい事をしている人が、悪いテナントや
悪い弁護士からは格好のお金儲けのターゲットと見られやすい。
それだからこそ、正義を貫こうとする事が返って災いして自分の
財産を悪い人に盗られるというような理不尽な事にならないためにも、
アセットプロテクションが大切である。

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