アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2007年11月8日

米国市民権

米国市民になるべきか、ならざるべきか?これについて意見を
求められることが非常に多い。アメリカに住んでいる日本人に
とって、深刻な問題である。アメリカに移住していながら、
「いずれは祖国へ帰りたい」と考えている人が多いという点で
日本は他国に差をつけて飛びぬけているのではないかと思う。
しかし日本は二重国籍を許していないので、原則的には、
米国市民になったら日本国籍を放棄しなければならない。
米国市民になる利点は数々ある。引退後、もし日本に住む
のなら、アメリカのソーシャルセキュリティーを受け取る面で、
永住権では不便である。アメリカ国内に財産を持っていれば、
相続の際の夫婦間控除を使うには市民でなければならない、など。
若いときには、アメリカのパスポートを持つことが、日本人で
あることよりも誇らしいような気がしたものだ。しかし歳をとる
につれ、日本という祖国を持つことが誇らしく、自分がいかに
日本人であるかを思い知ることの多い今日このごろである。

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