| 多くの場合、買い手は不動産エージェントからホーム・インスペクターを紹介してもらいますが、不動産エージェントは、必ずしも上記のような基準でインスペクターを選んではいません。ほとんどの場合、そのエージェントが所属している不動産会社に頻繁に出入りしている業者だからとか、その会社の上司が親しい関係にある業者だから、親戚や知り合いが経営しているから、などの理由でその業者を選んでいるというのが実情です。 カリフォルニア州では、ホーム・インスペクターは免許制でも資格制でもなく、登録の必要さえもないので、何の訓練も受けないで、誰でもインスペクターを名乗ることができます。 家のインスペクションを信頼できる専門家にしてもらうことは、買い手にとってだけではなく、売り手にとっても非常に重要です。家の売買が完了したあと発生する訴訟のほとんどは、買い手が知らされなかった問題が原因です。特に、目に見えないところで発生していたカビによる健康被害などが起きますと、
裁判で支払い命令が出される損害額が非常に大きくなります。完全なインスペクションを行って、考えられる問題を全て買い手に知らせることで、あとから起る訴訟の可能性を最小限に抑えることができます。
また、万が一訴えられた場合でも、インスペクターが業界団体に加入していて、経験豊富な場合には、訴訟で負ける可能性も低くなります。
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